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※本記事は当社の対応事例をもとに、実務経験から整理した解説記事です。内容はあくまで一例であり、すべてのケースに当てはまるものではありません。各事業者様の状況や体制に応じて、参考事例としてご活用いただければ幸いです。
■はじめに
通院同行という業務は、
「付き添うだけ」と思われがちですが、実際に現場に入ると、
・どこまで準備すればいいのか
・誰に何を確認すればいいのか
・トラブル時にどう動くのか
と迷う場面が多い業務です。
本記事では、実際の対応事例をもとに、
これから通院同行を実施する事業者の方へ向けた実務のポイントを整理しました。
■事例の概要
今回のケースは以下のような状況でした。
・介護施設に入所中の女性
・寝たきりでストレッチャー移動が必要
・ご家族は遠方で同行不可
・訪問医から総合病院受診の指示
このようなケースは、今後どの地域でも増えていく典型例です。
■まず理解しておきたい「通院同行の本質」
通院同行は単なる付き添いではなく、
👉 調整業務が8割、現場対応が2割
と言っても過言ではありません。
当日の動きよりも、
事前準備で8割決まる業務です。
■実務アドバイス①:事前調整を「見える化」する
最初にやるべきことは、関係者の整理です。
- 医師(訪問医・病院)
- 介護施設
- ご家族
- 介護タクシー
この4者の情報がバラバラだと、当日必ず混乱します。
ポイント
・「誰が何を決めているのか」を整理する
・スケジュールと役割を1枚で説明できる状態にする
👉 “頭の中ではなく、言語化・共有すること”が重要です
■実務アドバイス②:移送手段の確認は最優先
特に注意が必要なのが移動手段です。
今回のようにストレッチャー対応が必要な場合、
・対応可能なタクシーが限られる
・院内対応の可否が会社ごとに異なる
など、想像以上に制約があります。
チェックポイント
・車両タイプ(車椅子/ストレッチャー)
・院内付き添いの可否
・待機時間の扱い
・料金体系
👉 ここを曖昧にすると当日トラブルになります
■実務アドバイス③:お金の流れを先に決める
意外と見落としがちなのが「会計」です。
・誰が支払うのか
・立替はするのか
・請求書は誰に送るのか
を事前に決めておかないと、
現場で非常に困ります。
今回のケースでは、
👉 病院からご家族へ直接請求
という形を事前に調整しました。
■実務アドバイス④:当日は“先回り”が基本
当日のポイントはシンプルです。
👉 「後手ではなく先手で動く」
例えば、
・先に病院に行って受付を済ませる
・書類を事前に回収しておく
こうした一つひとつの動きで、
ご本人の負担が大きく変わります。
■実務アドバイス⑤:医師の説明は“翻訳して伝える”
診察後の説明は、
・専門用語が多い
・家族にそのまま伝わらない
というケースが多くあります。
そのため、
・内容を整理する
・必要に応じて確認する
・関係者に分かりやすく伝える
という役割が重要になります。
👉 単なる伝達ではなく「整理して伝える」ことが価値です
■実務アドバイス⑥:通院後の対応までが仕事
通院が終わったら終了ではありません。
・施設への報告
・処方箋の引き継ぎ
・ご家族への報告
・次回通院の調整
ここまで含めて「通院同行業務」です。
■よくあるつまずきポイント
これから始める事業者の方が
よく悩まれるポイントも整理しておきます。
- 想定外の待ち時間が発生する
- 医療機関との連携がうまくいかない
- 誰に確認すればいいか分からなくなる
これらはすべて、
👉 事前設計と役割整理で防げることが多いです
通院同行は「段取りで8割決まる業務」です。
実務で使えるチェックリストをPDFでご用意しました。
印刷してすぐ使える内容ですので、ぜひ現場でご活用ください。
■まとめ|通院同行は“仕組みで回す業務”
通院同行は属人的にやると負担が大きくなります。
一方で、
・流れを標準化する
・チェックリスト化する
・関係者との連携を仕組みにする
ことで、再現性の高いサービスになります。
■最後に(事業者の皆様へ)
これから通院同行を始める方にとっては、
最初の1件目が一番ハードルが高いと感じます。
ただ、実務を分解していくと、
👉 特別なことではなく「段取りの積み重ね」
です。
無理に完璧を目指すのではなく、
一つひとつの対応を整理しながら、
自社の型を作っていくことが大切だと感じています。
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上記活動は、株式会社PSE資産プランニングが賛助会員として参画している、一般社団法人 NIPPON終活サポートセンターの活動の一つです。
株式会社PSE資産プランニングは、一般社団法人 NIPPON終活サポートセンターの「埼玉鶴ヶ島支部」として活動しております。
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