先日ご相談いただいた相続対策のお客様の土地です。
普段はネットで確認するのですが、資料が無くて現地の市役所に行くことになりました。
遺跡の調査って、教育委員会に行くのです。
文化財ですからね。
確認してもらったら、
「埋蔵文化財包蔵地に該当しています。
お隣も調査して、発掘されているところもあるので
もしかしたら出てくるかもしれませんね」
との回答でした。
解説すると、埋蔵文化財包蔵地というのは、市町村が指定した遺跡が埋まっている可能性が高い範囲です。
この範囲に指定された土地を工事する場合には、決められた手続きをして試掘することが義務付けられています。
また万が一、試掘で文化財が見つかってしまった場合は、なお大変!
本格的に調査を実施して、その現状保存などが義務付けられることもあるのです。
調べ方ですが、
「◯◯市(市町村名) 埋蔵文化財包蔵地」で
検索すると、場合によってはネットで検索出来ます。
また市役所の教育委員会に行けば、
必ず図面があります。
皆さん、一度ご確認を〜
東京都はネットで範囲を検索することが出来ます。
でも区域境界に該当する場合には、教育委員会に行って必ず確認しましょう。
あと詳しい内容は、ネットで専門的に詳しそうなページを見つけましたので、こちらをご覧下さい。
https://allabout.co.jp/gm/gc/444001/
https://iesaku.com/house-building-cultural-property